2010年5月1~3日ゴールデンウィーク前半、Vanilla Ice氏と恒例のGW撮影旅行。長距離遠征の旅。高速料金が安くなり、GWなど連休には大渋滞が起こる事も間々あり、できるだけ回避するために早起きして出かけることなる。早起きと言っても眠るのは仮眠状態で午前3時出発という形だ。
自宅を出て首都高千住新橋入口から首都高へ入り、江北ジャンクション方面に進むが即渋滞にはまりがっかりも良いところだ。この渋滞の原因は事故で、5台くらいの玉突き事故だった。「普段遠出をしない人が、無理に運転するからだよ」と言う話も飛び出したがGWにもなればそういう事もあるだろう。
一つ目に出会った事故渋滞をやり過ごして、先に進もののその後何度も事故渋滞にはまりはまってしまう。遅くても昼には大阪に到着する予定が、実際は17時なかなか厳しい状態だった。途中何回か運転を交代しながら、運転と仮眠を交互にとりながら進んだが日暮れまでほとんど時間もない。がっくりだ。
5月1日の撮影は大阪・神戸の工業地帯とジャンクション
まずは、堺のビジネスホテルへチェックインして寝床を確保。
撮影は、阪神工業地帯のスポット→ジャンクション3か所→堺泉北臨海工業地帯と順番を決めさっそく移動開始。
ここからが楽しい撮影の時間の始まりだ!
阪神工業地帯
時間はまさに太陽が沈んで夕日と夜の空が広がり始める瞬間のまさにトワイライトな空。この瞬間の撮影はかなり美しい。今日の第一のスポット尼崎日油工場前夕暮れにたたずむ鉄塔も本当に素晴らしい。
天気も大変良くて嬉しいこのこのうえない。このコンビだとほぼ天気が良くないのだ。まず撮影スポットをみつけ撮影を開始する。
金属の鈍い光と人工の光のコラボレーションがたまらない。電灯の光も色がそれぞれ違う事があるので、写真におさめるとより美しく見える。
大阪のジャンクションは魅力的だった!北港・天保山ジャンクション
大阪には東京ではほとんど見られない、美しく複雑なジャンクションがある。今回最初に撮影した北港ジャンクションは、3重構造の立体物の間を規則的に高速道路が交じり合う。この付近を歩いて色々な角度からの撮影が楽しめるのでしっかり時間を取って撮影したいスポットである。
次のスポットは、ユニバーサルスタジオの近くにある天保山ジャンクション。
天保山ジャンクションは、ループ状のジャンクションで非常ㇴ美しい。そして近くに漁港があるようだ。時間があればひととおり歩いて撮影をしてみたい場所だ。
そして、撮影後出発しようすると、ポリスがやってきて職質タイムである。おいおいこちらは撮影旅行を楽しんでいる所だよ。隠す事などなにもない。警察官に理由を聞くと「他県ナンバーだし、車に荷物をいっぱい積んでるから怪しいと思った。」とか言われてしまう。
男二人でジャンクション夜景を撮影しているのに、怪しいも何もないだろう。失礼なものである。話をしてわかってくれたものの、さらに以前別件で旅行をしていた時に、超嫌な思いをしたこともありそれがよみがえるような出来事だった。勘弁してほしいわ。
撮影スポットとしてはかなり良質な所なのでまた行ってみたいと思う。
夕食は、松屋で牛丼。そして堺へ移動する
大阪に来たのに松屋か。東京と全く変わらないじゃないか。味気なさすぎ。撮影に来ているのだから飯は我慢しろというスパルタもわかるが少し残念である。ただ、食べ終わった時間はすでに21時を回っている。17時開始という事と、地理的によくわからないという状況も重なり時間的なロスは大きい。しかしそんなときに寄り道して撮影「大阪市中央公会堂」建物は近代建築でものすごく素晴らしいのだが、こういう時間のないときの寄り道はストレスになる。撮影すると楽しくなってしまうのだけど。
ラストの撮影は堺泉北臨海工業地帯
最後のスポット「葛西泉北臨海工業地帯」に到着したときはもう23時近く。ホテルは24時間出入り自由だったかな?
事前の調査でスポットは二か所しかなかった。こんな時間なのに大型車がびゅんびゅん走っているのには驚いた。まあ工場は24時間眠らないからな。人の出入りも24時間なのだろう。
スポット付近にある歩道橋からの撮影はだいぶ苦しい。三脚を使っても大型車が走るたびに揺れる。車のこない所を見計らってねらう。10秒から15秒程度シャッターを開くためその間に車が来ても失敗になる。ピンボケやブレを無くすためには根気が必要だ。
撮影中、ポリスがパトカーでやってきた。「あーまた職質か・・・」と思っていたら今回はスルー良かった。時間のロスは御免だ。時間はあっという間に0時半を過ぎてしまったので撮影を終わらしてホテルに戻ることにした。
明日の出発時間を確認して今日は解散。
明日は神戸の新長田まで行き三重に移動する。
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